「そのまんまだよ。ほら、俺も仕事が仕事だから結構いい金貰えるんだよな。
ってこんな事世間様に言ってたら、公務員の給料下げろーってファンレターを頂いちゃうけど。まぁそういう事だからさ、1000万、使ってくれ」
雷也がすかさず割って入ってくる。
「兄貴、ちょっと待ってよ。いくら龍ちゃんの家庭の事情があるって言っても急に1000万渡すなんて話おかしいでしょ?」
至極、当たり前の話だ。
「なーに言ってるの? 俺の弟分が生活に困ってるのに見過ごすわけに行かないだろ。それにバイト一つした事ないお前が龍の生活の事、言える立場かって」
「僕の事は関係ないだろ。常識として1000万を人に渡すというのがおかしいって言ってるんだよ。兄貴は自分勝手にさ、色々と……」
──『シュボッ』
慶兄はジッポライターでタバコに火をつけた。
「雷也、お前さ。常識って何だと思う?」
「今はそんな話関係ないだろ、1000万をどうして龍ちゃんに渡すかって話をしてるんだ」
──『カンカン』
赤いジッポライターが、ガラステーブルに2回ノックをした。
「答えろ」
ってこんな事世間様に言ってたら、公務員の給料下げろーってファンレターを頂いちゃうけど。まぁそういう事だからさ、1000万、使ってくれ」
雷也がすかさず割って入ってくる。
「兄貴、ちょっと待ってよ。いくら龍ちゃんの家庭の事情があるって言っても急に1000万渡すなんて話おかしいでしょ?」
至極、当たり前の話だ。
「なーに言ってるの? 俺の弟分が生活に困ってるのに見過ごすわけに行かないだろ。それにバイト一つした事ないお前が龍の生活の事、言える立場かって」
「僕の事は関係ないだろ。常識として1000万を人に渡すというのがおかしいって言ってるんだよ。兄貴は自分勝手にさ、色々と……」
──『シュボッ』
慶兄はジッポライターでタバコに火をつけた。
「雷也、お前さ。常識って何だと思う?」
「今はそんな話関係ないだろ、1000万をどうして龍ちゃんに渡すかって話をしてるんだ」
──『カンカン』
赤いジッポライターが、ガラステーブルに2回ノックをした。
「答えろ」
