ここの通路の天井はそんなに高くはない。長身の男なら……あの死んだ社長なら、背伸びをして手が届くかもしれない。ここは高いから、あの倒れた場所はここでは無いだろう。
「コイツで監視してるって事か……悪趣味なヤツらだ。知ってるけど」
愛梨と同時に左に曲がる。通路は人ひとりが寝られるくらいの広さだ。
曲がると何かがある……。イスか机でもあると思ったのは何故だろう。
まるで映画館に行けば座席があるのが当たり前、そんな感覚に陥っていた。当たり前のように、きっと設問か何かの部屋があると思っていた。
10畳くらいの小部屋の先には、確かにあった。
──『分かれ道』
「え……道が二つに……龍ちゃん、これ二つだよね…?」
白くて分かりづらいとはいえ……左右に分かれている事くらい、分かる。試しに目の前の白い壁にぶつかってみたくなる。
──悪寒10割
この12時間が、とんでもない12時間になる事は分かっているが、まさか。
「コイツで監視してるって事か……悪趣味なヤツらだ。知ってるけど」
愛梨と同時に左に曲がる。通路は人ひとりが寝られるくらいの広さだ。
曲がると何かがある……。イスか机でもあると思ったのは何故だろう。
まるで映画館に行けば座席があるのが当たり前、そんな感覚に陥っていた。当たり前のように、きっと設問か何かの部屋があると思っていた。
10畳くらいの小部屋の先には、確かにあった。
──『分かれ道』
「え……道が二つに……龍ちゃん、これ二つだよね…?」
白くて分かりづらいとはいえ……左右に分かれている事くらい、分かる。試しに目の前の白い壁にぶつかってみたくなる。
──悪寒10割
この12時間が、とんでもない12時間になる事は分かっているが、まさか。
