「時間よ。10分くらい過ぎそうね。今、上に連絡する」
ナツキさんの声が室内に少しだけ響いた。オレ達5人を包み込むかのような、白さ。
「……これ、奥に向かって歩けって事だよな?」
「そうだね……もう始まる。何が始まるのか、僕も分からないけど……」
「床はタイルじゃないよね?どういう材質なんだろう。フロア張りでもないし……」
確かに、先ほどからナツキさんのヒール音がコツコツと聞こえる。愛梨は念の為にスニーカーに履き替えてきている。
「……ええ、では10分後に開始ですね、分かりました」
電話が終わったようだ。オレも雷也も愛梨も、これから起こる事に少しだけ……予感はしていた。
多分、『先に突破しろ』だろう。
この先に待ち受ける障害を突破しろ、そういう事だろうな……でも3人一緒なら、都合が良いとは思う。
ナツキさんの声が室内に少しだけ響いた。オレ達5人を包み込むかのような、白さ。
「……これ、奥に向かって歩けって事だよな?」
「そうだね……もう始まる。何が始まるのか、僕も分からないけど……」
「床はタイルじゃないよね?どういう材質なんだろう。フロア張りでもないし……」
確かに、先ほどからナツキさんのヒール音がコツコツと聞こえる。愛梨は念の為にスニーカーに履き替えてきている。
「……ええ、では10分後に開始ですね、分かりました」
電話が終わったようだ。オレも雷也も愛梨も、これから起こる事に少しだけ……予感はしていた。
多分、『先に突破しろ』だろう。
この先に待ち受ける障害を突破しろ、そういう事だろうな……でも3人一緒なら、都合が良いとは思う。
