モバイバル・コード

「……3人共、それを腕に装着しろ」


「ちょっと待って、これは一体なんだよ!」


「……今すぐ不戦敗にしてもいいんだぞ……?」


 底冷えするような声が聞こえる。


「龍ちゃん、つけよう。ろくなもんじゃないのは分かるけど……ほら、愛梨も」


──『ガチャン』


 時計をつけるように、雷也が左手に腕輪をつけた。


「雷也、外れるか…?」


「…無理だね。電子制御されてるみたい」


 腕輪には緑のランプが一つだけ点っている。


「おい、レイ……さん、これ何なの?」


 オレの問いかけには反応せずに、ナツキさんが答える。