オレ達が勝つとなれば『マモル』とその取り巻き二人が死ぬということ。
自分が助かる為なら、人はどうなってもいい。そんな事は思っちゃいない。だけど、必要な犠牲では……ないはずだ。
敵は『マモル』じゃない。クソなサイトを作った『ゴミ政府』だろう。
でも、卑怯なオレは……二人に言えない。言える訳が無い。
雌雄を決するしか、道は無いのか。
秋葉原駅前でタクシーに乗る。そっとポケットの中の携帯に触れる。
ホテル前まで直行で。頭の中には、ずっと感じていたある『疑念』が、渦巻いていた。
言おう。
ちゃんと、話そう。二人に。
自宅のようにホテルのロビーへ向かう。何度も行き来しているので、カウンターのお姉さんもオレ達の顔を見れば何も言わずに笑顔だけ振りまいてくれた。
「ふぅ……やっと着いたね。少し疲れちゃった。あたし、ちょっと眠いかも」
「タクシーの中で目がとろんとしてて、よだれ垂らしてたぞ」
「えっ!? 嘘、ホント!?」
「嘘だよ、龍ちゃん愛梨をからかわないでよ。本気にするんだから」
雷也のツッコミで和んだ所だが、言わなければならない。
自分が助かる為なら、人はどうなってもいい。そんな事は思っちゃいない。だけど、必要な犠牲では……ないはずだ。
敵は『マモル』じゃない。クソなサイトを作った『ゴミ政府』だろう。
でも、卑怯なオレは……二人に言えない。言える訳が無い。
雌雄を決するしか、道は無いのか。
秋葉原駅前でタクシーに乗る。そっとポケットの中の携帯に触れる。
ホテル前まで直行で。頭の中には、ずっと感じていたある『疑念』が、渦巻いていた。
言おう。
ちゃんと、話そう。二人に。
自宅のようにホテルのロビーへ向かう。何度も行き来しているので、カウンターのお姉さんもオレ達の顔を見れば何も言わずに笑顔だけ振りまいてくれた。
「ふぅ……やっと着いたね。少し疲れちゃった。あたし、ちょっと眠いかも」
「タクシーの中で目がとろんとしてて、よだれ垂らしてたぞ」
「えっ!? 嘘、ホント!?」
「嘘だよ、龍ちゃん愛梨をからかわないでよ。本気にするんだから」
雷也のツッコミで和んだ所だが、言わなければならない。
