モバイバル・コード

 その時になったら、考えよう。


──『……以上で上映を終了します。ご観覧、ありがとうございました。出口は…』


「いやぁ、迫力があったね。まるで星々が迫ってくるように感じたよ」


「ホントホントっ!落ちて来たら面白かったのにっ!」


「全然集中出来なかったぜ。言いだしっぺなのに」


 出口へ向かい、エレベーターに乗り込む。時間は17時30分。予定通り、だ。


「後……やり残した事は……無いよな」


 その目が、鋭く光る。


「言葉が違うよ、龍ちゃん。やり残したって、何を?」


 そうだ、何言ってるんだ。


「大丈夫大丈夫、あたし達3人なら…勝てるよ。なんとなく、そんな気がするの」


 二人共……忘れていないか。