雷也は携帯を見つめていた。まだ『タクちゃん』とメッセージでも送っているのだろうか。
………。
ダメだ、少し、慶兄を思い出してしまう。もう…この世には…。
──『ギュッ』
後ろのバーを掴むオレの指に、愛梨の暖かい手のひらが、被さった。
愛梨はこちらを見ずにずっと天井しか見ていないが、愛梨に……気づかれた……。
恥ずかしい気持ちでオレも上を見あげる。
──『ビーーー』
短い音と共に、照明がスッと消えた。電子音の軽快なオープニング曲に合わせて、ナレーションが聞こえ始めた。
──『地球誕生から現在までの46億年。私達が住む地球を取り巻く星や惑星、その全て……』
「ねぇ、りゅうちゃん」
………。
ダメだ、少し、慶兄を思い出してしまう。もう…この世には…。
──『ギュッ』
後ろのバーを掴むオレの指に、愛梨の暖かい手のひらが、被さった。
愛梨はこちらを見ずにずっと天井しか見ていないが、愛梨に……気づかれた……。
恥ずかしい気持ちでオレも上を見あげる。
──『ビーーー』
短い音と共に、照明がスッと消えた。電子音の軽快なオープニング曲に合わせて、ナレーションが聞こえ始めた。
──『地球誕生から現在までの46億年。私達が住む地球を取り巻く星や惑星、その全て……』
「ねぇ、りゅうちゃん」
