モバイバル・コード

「これ、どういう仕組みになってるんだ?というか、ゲーセンにはたまにUFOキャッチャーしにいくけどプリクラの機械をしっかりと見た事なかった。こんなに変わったの?」


「これくらい普通だよ、今は盛り写メとかいっぱい作れるから自分のプロフとかプリクラにしてる子多いし」


 愛梨は慣れている様子でコイン入れた。


『美白、に決定しますか?』


 機械から女性の声が聞こえてきた。愛梨が写真映りの設定を選んでいる。美白以外にも『くっきり』とか選べるようだ。


「これ、逆に『美黒』とかないの?」


「龍一……あるわけないよ…」


 葵の冷静な突っ込みに雷也が苦笑した。


「そういう機能があれば面白いのにね、でもこれでも凄い進化しているんだよ」


『撮影ポーズを選んでくださいっ!』