「変なやつ……」
日暮里の山手線ホームは『内回り』『外回り』用に二つある。オレも男の後について行き、乗っていたとは逆の外回りのホームで待つ。
ここで、愛梨と雷也から同時にメッセージが届いた。
【本当に良かったっ!!!!もう、諦めてた……龍ちゃんからメッセージが来てすぐに屋根の上に登ったんだよ。ひざすりむいちゃったけど、そんなこと言っていられなかったから…今上野に向かってるからね!】
【首の皮1枚なのは一回戦とまるで変わらないよね……ホント、心臓に悪い事ばかり起きて僕らの寿命は2,3年は縮んだと思うよ。まぁ、享年17歳にならなくて済んだだけ良かった。待ってる】
二人とも好き放題言って……。
電車はすぐに来た。もう5時15分になる。おそらく始発を遅くしているのだろうが、5時半頃には平常運転に戻るのではないだろうか。
電車に乗り、オレはやっと一息ついた。明るい車内が、2回戦が終了したという事を示している。おそらく運転手とオレと長身の男だけだろう。
──『次は上野、上野』
アナウンス付きで到着したホームには愛梨と雷也が先に居た。
一人、歓喜の輪を乱しそうなガキも居たが無視しよう。
「龍ちゃん! 僕達勝ったんだね!! 残り1秒とか2秒とか、きっとそんなタイムだよ!」
「ホントだよ……1回戦に続いてまたこの調子だからあたしの寿命は絶対縮んだよ…っ! でも勝てて良かったー!! やったーー!!」
電車からホームに降りたオレを、最高の笑顔で迎えてくれる。オレも両手を振って駆け寄る。
日暮里の山手線ホームは『内回り』『外回り』用に二つある。オレも男の後について行き、乗っていたとは逆の外回りのホームで待つ。
ここで、愛梨と雷也から同時にメッセージが届いた。
【本当に良かったっ!!!!もう、諦めてた……龍ちゃんからメッセージが来てすぐに屋根の上に登ったんだよ。ひざすりむいちゃったけど、そんなこと言っていられなかったから…今上野に向かってるからね!】
【首の皮1枚なのは一回戦とまるで変わらないよね……ホント、心臓に悪い事ばかり起きて僕らの寿命は2,3年は縮んだと思うよ。まぁ、享年17歳にならなくて済んだだけ良かった。待ってる】
二人とも好き放題言って……。
電車はすぐに来た。もう5時15分になる。おそらく始発を遅くしているのだろうが、5時半頃には平常運転に戻るのではないだろうか。
電車に乗り、オレはやっと一息ついた。明るい車内が、2回戦が終了したという事を示している。おそらく運転手とオレと長身の男だけだろう。
──『次は上野、上野』
アナウンス付きで到着したホームには愛梨と雷也が先に居た。
一人、歓喜の輪を乱しそうなガキも居たが無視しよう。
「龍ちゃん! 僕達勝ったんだね!! 残り1秒とか2秒とか、きっとそんなタイムだよ!」
「ホントだよ……1回戦に続いてまたこの調子だからあたしの寿命は絶対縮んだよ…っ! でも勝てて良かったー!! やったーー!!」
電車からホームに降りたオレを、最高の笑顔で迎えてくれる。オレも両手を振って駆け寄る。
