「その答えは逆転の発想です。
── 『規制』ではなく『創造』する ──
2年前の10月。
特別情報省の情報技術第二開発部で上司にタンカを切った私の言葉です。
私は『悪い事は止めろ』、と抑制するのは逆効果だと気づきました。
国が主体となり、様々な情報を受け入れる『受け皿』をしっかり作ってあげることが重要ではないか。
インターネットが危険というのなら、国が受け皿になり、きちんと運営をするなり監視する。
たったそれだけの話なんです」
いつの間にかスタジオの観客も静まり返っていた。
マイクの影響だけではない、他の音も一切入らない、霧島慶二の声だけがきれいに伝わってくる。
「簡単なように思えます。ですが、長年に渡りこの国の誰もが成し遂げなかった事です。
私は、大学時代につまらない携帯ゲームを作り、販売していた事がありました。多少の情報企業には顔が利きます。何回も話し合いを行いました。
ですが相手は『民間企業』であり、社会活動をし報酬として『賃金』を得なければならない。
国民の皆様の税金で活動している我々『省庁』とは違います。
上司に迫り、引くに引けない状況になった私は、来る日も来る日も対策方法を考えました。
『情報』という見えないものを売る、販売する、そして利用する企業。
彼らに対し、どうやって政府が決めた管理や監視といった、全ての事柄を制御出来る『ルール』を受け入れさせるのかその方法を。
答えは凄く単純でした」
── 『規制』ではなく『創造』する ──
2年前の10月。
特別情報省の情報技術第二開発部で上司にタンカを切った私の言葉です。
私は『悪い事は止めろ』、と抑制するのは逆効果だと気づきました。
国が主体となり、様々な情報を受け入れる『受け皿』をしっかり作ってあげることが重要ではないか。
インターネットが危険というのなら、国が受け皿になり、きちんと運営をするなり監視する。
たったそれだけの話なんです」
いつの間にかスタジオの観客も静まり返っていた。
マイクの影響だけではない、他の音も一切入らない、霧島慶二の声だけがきれいに伝わってくる。
「簡単なように思えます。ですが、長年に渡りこの国の誰もが成し遂げなかった事です。
私は、大学時代につまらない携帯ゲームを作り、販売していた事がありました。多少の情報企業には顔が利きます。何回も話し合いを行いました。
ですが相手は『民間企業』であり、社会活動をし報酬として『賃金』を得なければならない。
国民の皆様の税金で活動している我々『省庁』とは違います。
上司に迫り、引くに引けない状況になった私は、来る日も来る日も対策方法を考えました。
『情報』という見えないものを売る、販売する、そして利用する企業。
彼らに対し、どうやって政府が決めた管理や監視といった、全ての事柄を制御出来る『ルール』を受け入れさせるのかその方法を。
答えは凄く単純でした」
