山手線でオレと愛梨は『別々の電車』に乗っている。
山手線は東京都内を走る環状線で、1週は『約1時間』。
円状になっている線をグルグルと一定時間で運行していた。
つまり、オレと愛梨は『内回り』と『外回り』のどちらかに乗車している。
雷也が30分といったのは、相対速度で60分の半分の時間だから。
つまり、30分に1回すれ違う。1時間に2回。
もう決まりだ、愛梨と雷也にメッセージを送る。
【まちが いない。雷也のかんがえが ただしい 雷也 愛梨しに説めい してあげてください】
その間にオレはもう一つの違和感の正体に気づいた。
──『電車がどこにも停まらない』
このままだと永遠と都内を回り続ける事になりそうだ。
とにかく、今は情報を集めないと……。
真っ暗闇の車内の中、オレは携帯の照明機能を使って車両内の先頭に向かう。
お目当ては上に記載されている車両が書いてある数字だ。
ここに文字が書いてあれば一発で終わりなんだけどなぁ。
揺れる車内で、ライトを上に照らした。
見づらいな……。
──『5号車』
「うお お お お おおおッ!!」
山手線は東京都内を走る環状線で、1週は『約1時間』。
円状になっている線をグルグルと一定時間で運行していた。
つまり、オレと愛梨は『内回り』と『外回り』のどちらかに乗車している。
雷也が30分といったのは、相対速度で60分の半分の時間だから。
つまり、30分に1回すれ違う。1時間に2回。
もう決まりだ、愛梨と雷也にメッセージを送る。
【まちが いない。雷也のかんがえが ただしい 雷也 愛梨しに説めい してあげてください】
その間にオレはもう一つの違和感の正体に気づいた。
──『電車がどこにも停まらない』
このままだと永遠と都内を回り続ける事になりそうだ。
とにかく、今は情報を集めないと……。
真っ暗闇の車内の中、オレは携帯の照明機能を使って車両内の先頭に向かう。
お目当ては上に記載されている車両が書いてある数字だ。
ここに文字が書いてあれば一発で終わりなんだけどなぁ。
揺れる車内で、ライトを上に照らした。
見づらいな……。
──『5号車』
「うお お お お おおおッ!!」
