「ハイッ、その質問も必ずセットで来るから答えるよ。大学はアメリカの大学、15歳で卒業して日本に戻ってきてブラブラしてた」
いちいち会話のペースを握る男に、オレは少しイラつきを憶える。
「……この先は龍一クン、キミにだけ話してあげるよ。ボクは霧島元会長に直談判されて、半年前に管理事務局員となったんだ。『天才』の力が欲しいと懇願されてね。
ボクも会長に惚れたよ、男の中の男だと思った。アメリカにもあんな生命力に溢れた人は居なかったよ。
なんでも、幼馴染の友達とその弟に目をかけて『執行』されたって話だけど」
初めてオレの目を真っ直ぐ覗き込んでくる。
考えている事まで見透かされそうな少し青い瞳。
まるで竜二みたいな眼。
竜二と違うのは、年齢が若い分だけこちらが油断をしてしまいそうな事だ。
コイツ、オレ達が『慶兄を尊敬してる』って絶対に知っている……な。
「へえ、天才が趣味の悪いバンダナするんだな。そこに携帯でも入ってて、テストの時にカンニングしてアメリカの大学に行ったんじゃないのか?」
「アハハ、面白い冗談だね。そう、凄い携帯は入ってるよ。ココに」
ユウマはそう話すと、こめかみをトントンと2回叩いた。
アメリカだかなんだか知らないが、むかつく仕草はどこの環境でも会得出来ると学習出来たよ。
「もう良い。お前みたいなふざけた野郎は好きじゃないんだ。早く案内してくれ」
「……会長がやたら褒めてたのは、ボクよりも成績も頭も悪そうなキミだったよ。
龍一……クン……。しょっちゅうムカついて聞いてた」
そう言い放つとユウマはニッコリと笑って見せた。
いちいち会話のペースを握る男に、オレは少しイラつきを憶える。
「……この先は龍一クン、キミにだけ話してあげるよ。ボクは霧島元会長に直談判されて、半年前に管理事務局員となったんだ。『天才』の力が欲しいと懇願されてね。
ボクも会長に惚れたよ、男の中の男だと思った。アメリカにもあんな生命力に溢れた人は居なかったよ。
なんでも、幼馴染の友達とその弟に目をかけて『執行』されたって話だけど」
初めてオレの目を真っ直ぐ覗き込んでくる。
考えている事まで見透かされそうな少し青い瞳。
まるで竜二みたいな眼。
竜二と違うのは、年齢が若い分だけこちらが油断をしてしまいそうな事だ。
コイツ、オレ達が『慶兄を尊敬してる』って絶対に知っている……な。
「へえ、天才が趣味の悪いバンダナするんだな。そこに携帯でも入ってて、テストの時にカンニングしてアメリカの大学に行ったんじゃないのか?」
「アハハ、面白い冗談だね。そう、凄い携帯は入ってるよ。ココに」
ユウマはそう話すと、こめかみをトントンと2回叩いた。
アメリカだかなんだか知らないが、むかつく仕草はどこの環境でも会得出来ると学習出来たよ。
「もう良い。お前みたいなふざけた野郎は好きじゃないんだ。早く案内してくれ」
「……会長がやたら褒めてたのは、ボクよりも成績も頭も悪そうなキミだったよ。
龍一……クン……。しょっちゅうムカついて聞いてた」
そう言い放つとユウマはニッコリと笑って見せた。
