「ずいぶん簡素な作りだな」
右端のパイプ椅子に浅く腰掛けてオレはつぶやいた。
「ホントだね、もう後20分くらいでナツキさんからメッセージ来るんじゃない? あたし、絶対生き残ってもう一度あの人に会って美味しい物食べに行くんだ」
「食べ物はいいけど、ほら、なんだっけ。そういう生きて帰ってとか言うとダメなんだろ?なぁ雷也」
「負けフラグだって言いたいんでしょ? いちいち試合前にそんな事気にしてたら会話なんて出来ないよ?」
雷也が携帯を見つめながら話した。
「じゃあオレ、負けたら愛梨とデートしよっかなぁ。なっ、愛梨」
愛梨は少し照れた顔を見せたが、意味を知ってか口を尖らせた。
「じゃあ勝つもん!! 勝ってそういう話にするもん!」
「あいよ、いよいよ3人で戦えるんだよな。なんかワクワクしてきたぜ」
「僕達はこのくらいの方が良いんだよ、あんまり思いつめてもしかたな」
──『ブブーンブブーン』
──『リリリリリリリリ』
──『ピピピピピピピ』
右端のパイプ椅子に浅く腰掛けてオレはつぶやいた。
「ホントだね、もう後20分くらいでナツキさんからメッセージ来るんじゃない? あたし、絶対生き残ってもう一度あの人に会って美味しい物食べに行くんだ」
「食べ物はいいけど、ほら、なんだっけ。そういう生きて帰ってとか言うとダメなんだろ?なぁ雷也」
「負けフラグだって言いたいんでしょ? いちいち試合前にそんな事気にしてたら会話なんて出来ないよ?」
雷也が携帯を見つめながら話した。
「じゃあオレ、負けたら愛梨とデートしよっかなぁ。なっ、愛梨」
愛梨は少し照れた顔を見せたが、意味を知ってか口を尖らせた。
「じゃあ勝つもん!! 勝ってそういう話にするもん!」
「あいよ、いよいよ3人で戦えるんだよな。なんかワクワクしてきたぜ」
「僕達はこのくらいの方が良いんだよ、あんまり思いつめてもしかたな」
──『ブブーンブブーン』
──『リリリリリリリリ』
──『ピピピピピピピ』
