「おじさん、約束違うよ!あたし達にちゃんと教えてくれるって約束したじゃん!」
「……おじさんゲームやってるんでしょ、携帯ゲーム。3分で終わらせるからどこのサイト? おじさんのID教えて。すぐに」
雷也の言葉に反応し、運転手は携帯サイトのIDを教えた。
雷也は自分の携帯を操作して、そのサイトを見ているようだ。
「なんだ、上位ランキングとか言ってたから、もっといいアイテム持ってると思ったのに全然だね。これで上の方とかよく言えたもんだよ。
はい、自分の携帯で確認しておいて」
運転手は年の割に手慣れた操作を見せた。
「おおおお!! これは超レアな武器じゃないか!! 買えばオークションで何十万もするっていう伝説の優勝……」
何が『伝説の』だよ。
最近の携帯サイトで何百年前に作られたんだよ、『伝説』なのに。
いい歳して何言ってるんだ、このおっさん。
「雷也、どういう事だよ。なんかあげたのか?」
雷也は鼻で笑っていた。
「いや、ちょっとオークションでも売れるような高いアイテムをあげただけだよ」
「オークションって、携帯のアイテムなのに実際に売れたりするのか!?」
「それって普通なんだよ? 女の子だとよくプレゼントとかもらったりするし。あたしもたまに貰ったりするんだ、盛ってるプリとか載せたらホイホイ男の人が来るんだよ?
こういう気持ち悪いおじさんとか」
愛梨が隣のエロ親父を指差した。親父はアイテムに夢中でろくに会話を聞いていない。
愛梨が何を言っているのか良く分からないが、良い事ではないのは確かだろう。
「おい、おっさん……。ほら、凄い物もらったんだからどこで降りたか言えよ! もう何も上げないからな!!」
「あ、ああ!! 上野で降りた! 上野! 上野の御徒町(おかちまち)の所で降ろしてくれって言われたよ!!
いやぁ、これでドライバー仲間に自慢できるぞ!! 今日から『勇者』だ!! 俺が勇者だ!!あーたまらんちん!!」
……勇者が人を乗せて運転する時代になったんだな。
50万じゃなくて始めからアイテム上げた方が良かったんじゃないのか?
「……おじさんゲームやってるんでしょ、携帯ゲーム。3分で終わらせるからどこのサイト? おじさんのID教えて。すぐに」
雷也の言葉に反応し、運転手は携帯サイトのIDを教えた。
雷也は自分の携帯を操作して、そのサイトを見ているようだ。
「なんだ、上位ランキングとか言ってたから、もっといいアイテム持ってると思ったのに全然だね。これで上の方とかよく言えたもんだよ。
はい、自分の携帯で確認しておいて」
運転手は年の割に手慣れた操作を見せた。
「おおおお!! これは超レアな武器じゃないか!! 買えばオークションで何十万もするっていう伝説の優勝……」
何が『伝説の』だよ。
最近の携帯サイトで何百年前に作られたんだよ、『伝説』なのに。
いい歳して何言ってるんだ、このおっさん。
「雷也、どういう事だよ。なんかあげたのか?」
雷也は鼻で笑っていた。
「いや、ちょっとオークションでも売れるような高いアイテムをあげただけだよ」
「オークションって、携帯のアイテムなのに実際に売れたりするのか!?」
「それって普通なんだよ? 女の子だとよくプレゼントとかもらったりするし。あたしもたまに貰ったりするんだ、盛ってるプリとか載せたらホイホイ男の人が来るんだよ?
こういう気持ち悪いおじさんとか」
愛梨が隣のエロ親父を指差した。親父はアイテムに夢中でろくに会話を聞いていない。
愛梨が何を言っているのか良く分からないが、良い事ではないのは確かだろう。
「おい、おっさん……。ほら、凄い物もらったんだからどこで降りたか言えよ! もう何も上げないからな!!」
「あ、ああ!! 上野で降りた! 上野! 上野の御徒町(おかちまち)の所で降ろしてくれって言われたよ!!
いやぁ、これでドライバー仲間に自慢できるぞ!! 今日から『勇者』だ!! 俺が勇者だ!!あーたまらんちん!!」
……勇者が人を乗せて運転する時代になったんだな。
50万じゃなくて始めからアイテム上げた方が良かったんじゃないのか?
