「あおい……名前はあおいでいいのか?」
「うう……ん」
──『ポチポチ』
【高城 葵です。】
携帯の画面をぐいっと見せつけてきた。そういえばさっきも店員にそんな事をしてたな……。
「おいおい、携帯で打たなくてもいいんだぞ。どうしたんだ?」
【携帯じゃないと上手く話せないんだな。ごめんなさい】
雷也も愛梨も葵の携帯を覗き込んだ。
少しだけ間を置いて、雷也が尋ねた。
「へぇ……何かトラウマでも抱えてるの……? って、こういう事聞いたらダメだよね。僕は雷也。霧島雷也だよ」
葵は雷也の言葉を聞いて、文字をすぐに打っている。
打つのめちゃくちゃ早いな……。
【トラウマ……あるの。雷也よろしくな。隣の年上の人は?】
「ちょっと、年上の人ってなによ! あんたに名乗る名前は無いから! 失礼しちゃう子ね!」
「ふふっ」
おもわず吹き出してしまう。
バレたら愛梨に殺されそうなので、なんとか咳払いで誤魔化して注意するか。
「こら。おばさんってなんだ、ダメだよ初対面の人にそういう事を言ったら。
この人は七枷 愛梨だよ。オレ達は同じ高校で幼馴染なんだ。雷也と愛梨は恋人同士でまだキスもしてない」
オレの余計な情報で笑わせよう。葵は少しだけ微笑んだ。
天使の煌きに、オレは魂を引っ張られる気がした。
「うう……ん」
──『ポチポチ』
【高城 葵です。】
携帯の画面をぐいっと見せつけてきた。そういえばさっきも店員にそんな事をしてたな……。
「おいおい、携帯で打たなくてもいいんだぞ。どうしたんだ?」
【携帯じゃないと上手く話せないんだな。ごめんなさい】
雷也も愛梨も葵の携帯を覗き込んだ。
少しだけ間を置いて、雷也が尋ねた。
「へぇ……何かトラウマでも抱えてるの……? って、こういう事聞いたらダメだよね。僕は雷也。霧島雷也だよ」
葵は雷也の言葉を聞いて、文字をすぐに打っている。
打つのめちゃくちゃ早いな……。
【トラウマ……あるの。雷也よろしくな。隣の年上の人は?】
「ちょっと、年上の人ってなによ! あんたに名乗る名前は無いから! 失礼しちゃう子ね!」
「ふふっ」
おもわず吹き出してしまう。
バレたら愛梨に殺されそうなので、なんとか咳払いで誤魔化して注意するか。
「こら。おばさんってなんだ、ダメだよ初対面の人にそういう事を言ったら。
この人は七枷 愛梨だよ。オレ達は同じ高校で幼馴染なんだ。雷也と愛梨は恋人同士でまだキスもしてない」
オレの余計な情報で笑わせよう。葵は少しだけ微笑んだ。
天使の煌きに、オレは魂を引っ張られる気がした。
