モバイバル・コード

──『6』


「頼む、子どもが……助けて……」


「なぁ、お前さ、バカにするのもいい加減にしろよ」


「子どもが、子どもが」


「国のお役人が『国の制度』を信じないでどうする。大丈夫大丈夫、残された家族は食べていけるから。『遺族年金』とかそういうので。


あ、時間過ぎちゃったから『3』からね」


──『さん』



──『にい』



──『いち』



 オレは


 ジッポを



────投げつけた