強がった絵本の最期は
あまりにもあっけなかった


愛の満ち溢れている映画でさえ

生命の傷みは教えてはくれない


愛や 生命など教わるモノぢゃなくて感じるモノ


泣けなかった瞳が過去を壊したいと嘆く


この戯曲を奏でるには 何かが足りなくて

欠点のある演奏

失敗してる指揮


この美声もいつかは枯れるだろう


年老いと共に



人は 結局運命には逆らえない

生命あるものは 結局運命には逆らえない


そんな寂しい事しか考えられない 私は


今日もまた 幸せな歌を唄う