暑いね
ギラギラ太陽が照りつける
小麦色の肌にその視線が集まる
おへそと素脚

上目遣いで流し目
1つ1つに胸がトキめく

髪をかき上げる仕草が
そんな姿で

色とりどりなモノを飲んでゆく
俺もその1人であるのは
わかっているけど
テクニックはそこらの女は
微々たるモノで…
全部を飲み干すと
またエモノを探す


人の心など知らず
ただ己の欲望を満たし
快楽に溺れる
突き破るような衝撃を
下から上へと常に
照りつけ汗ばむ肌は
とても色っポク
魅惑の彼女に
今日も明日も釘付け

数人の下僕の中に
例え俺が入っていようとも
俺は喜んで受け入れるだろう

そして彼女を満たすために
必死でもがくだろう
何人かの女の心を壊しては
彼女の心を満たすために
犠牲を作る

憎しみは生まれ
切なさも生まれ
愛さえ生まれ
複雑に絡まりあう 心達

置き場のない感情が苦しめつつ
彼女はまた それを弄ぶ…

そして俺も1つの人形に…



2002.8.15