No.25



最初から私じゃなかった
そんなのはわかってたこと

だけど私が一番近くにいた
だから錯覚した
もしかしたら…もしかしてって
そんなわけなかったのに

私の気持ちを知っていながら
まるで私に気があるみたいな態度で
私に接してきたあなたも悪い

あなたを好きになってしまって
引くことができなくて
断ることもできなかった
だから私も悪い

夢みたいな時間は
あっという間に消え去った

嘘の夢は
一瞬にして覚めてしまうんだね

嘘の幸せは
一瞬にして消えてしまうんだね

結局私だけが取り残されて
どうしたらいいのかわからなくて
苦しいよ
もう疲れたよ

でもやっぱりあなたが好きだった