不幸ネット

「例えば?」

 美樹の問いかけに私はうーん、と首を捻った。

「そこまでは考えてないけど……」

 悔しいけれど、結局長いものには巻かれるしかないのだ。

 それが社会人になって学んだ事。

 学生の時みたいに好き勝手言えるほど、私は年齢的にももう子供じゃなかった。

「あ、そういえばさ」

 美樹が思い出したように声を上げた。

「あのサイト、あれから特に変わった事はない?」

 言われて私も思い出した。

 そういえば先日、気味の悪い思いをしてからというもの、これといって変わった事はなかった。