不幸ネット

 彼からの愛情を以前より感じなくなっていた私は、自分から別れを切り出していた。

 年齢も年齢だったし、そろそろ結婚も本気で考えないといけない。

 彼を将来のパートナーとして見れなくなっていた時点で、私の答えは決まっていた。

 少し寂しさはあったけれど、仕方のない事だ。

 周りの友達は大半が結婚していて、子供も多いところだと三人目が生まれたとついこの間報告があった。

 完全に結婚ラッシュに乗り遅れた私は、どうしたものかと考える事が多くなっていた。

 別に無理をしてまで結婚する必要はない。

 結婚願望がないわけではないけど、焦って失敗する事だけは絶対に避けたい。

 それが私の意見。

 だけど、両親は直接口に出す事はないけれど、やはり愛娘の結婚と孫の顔を早く見たいという気持ちは、黙っていても態度に出てしまう。

 それが私を実家から遠ざけている理由だった。