「それにしても、良かったね」
美樹がふふん、と鼻を鳴らした。
確かに寝坊はしたけれど何とか間に合ったし、これで私が上沼よりも後に出社するという事態も回避する事ができた。
「それで、上沼さんには問題はないの?」
私は上沼の事が少し気がかりになった。
「うーん、大丈夫じゃない? 遅れるけど、ちゃんと出社するみたいだし」
そっか。
私は別の意味で少しほっとした。
別に信じていたわけでもないし、相手は上沼だ。
彼女がどうなろうと知った事ではないけど、私は昨日の自分の行動を思い返していた。
まさか、ね。
美樹がふふん、と鼻を鳴らした。
確かに寝坊はしたけれど何とか間に合ったし、これで私が上沼よりも後に出社するという事態も回避する事ができた。
「それで、上沼さんには問題はないの?」
私は上沼の事が少し気がかりになった。
「うーん、大丈夫じゃない? 遅れるけど、ちゃんと出社するみたいだし」
そっか。
私は別の意味で少しほっとした。
別に信じていたわけでもないし、相手は上沼だ。
彼女がどうなろうと知った事ではないけど、私は昨日の自分の行動を思い返していた。
まさか、ね。

