不幸ネット

 正直、私はこの手の話はあまり得意ではない。

 そういったものの存在を信じているわけではないけれど、かと言って好んで目にしたり話を聞いたりする方ではなかった。

 だからこのサイトを開く時も、いかにもといった不気味なデザインだったらどうしようと少し心配していた。

 なので、身構えていた割には非常にあっさりしたものだったので、私は肩透かしをくらったような気持ちになっていた。

 まあ、こんなのに怖がってるのもおかしいよね。

 所詮はどこかの誰かが作ったサイトだ。それはつまり、生きている人間が作ったという事。

 改めてそう考えると、怖がっていた自分が何だか恥ずかしくなってくる。

 私はひとまず【掲示板】をタップした。

 へえ、結構書き込んであるんだ。

 表示された画面には、シンプルな文章がずらっと並んでいた。