不幸ネット

 私は留置場に移される事になった。

 自分でもかなり不利な状況なのは理解していたので、その事に関しては覚悟をしていた。

 一体どんな場所なんだろうと身構えていたけれど、イメージしていたよりは清潔感のありそうなところだったので私はほんの少しだけ安心した。

 その後、様々な説明や身体検査などを経て私は中に通された。

 不幸中の幸いなのか、私が入った部屋は個室だった。

 四畳ほどの小さな部屋。

 目の前にある格子は、ずっしりと重苦しい雰囲気を醸し出していて、嫌でも私の気分を暗くさせた。