不幸ネット

「適当に座っててね。その格好もしんどいだろうから、私、着替えもってくる」

 部屋の中央に置かれたローテーブルにコンビニの袋を置き、美樹は隣の部屋へと姿を消した。

 寝室だろうか。

 とりあえず、ソファに腰を下ろして室内をゆっくり見渡す。

 十畳ぐらいはあるだろうか。

 広いリビングには柔らかめのソファとガラス天板のローテーブル。

 壁際には腰ぐらいの背丈のアンティーク調のチェストが配置されていて、その隣にはモダンなデザインのテレビボードの上に大きめの液晶テレビが置かれていた。

 反対側の部屋の隅には、特徴的なデザインのシェードが被せられた関節照明が、暖かみのある光を灯していた。

 やっぱり思った通りだな。

 室内は、女の子の部屋というよりは落ち着いた女性の部屋という言葉がぴったりだった。

 全体的に暖色系の色で統一されていて、こうしているだけでも心が落ち着く。

 私もちょっと参考にさせてもらおう。