不幸ネット

「大丈夫。私も結構頑張ったし、思ったよりも早く終わりそうだから。それに美樹ちゃんには終わったら確認してもらいたいものもいくつかあるし」

 私はそう言って美樹をうながした。

「うーん、じゃあ、ちょっとだけお言葉に甘えちゃおうかな。あ、じゃあさ、私コンビニで何か買ってくるよ。良美さん、何かいる?」

 申し訳なさそうな表情を浮かべつつも、美樹は提案を受け入れてくれた。

「じゃあ、飲み物だけお願いしようかな」

 今日はほとんど飲み物も口にしていなかったので、口の中がからからだった。

「おっけ。いつものでいいんだよね? じゃあちょっと行ってきます」

 鞄から財布を取り出し、美樹が席を立つ。

 私はそれを目だけで見送ると、ペースを上げて再び業務に取りかかった。