怖いな、でも
入らなきゃな

うしっ!


「誰だ!」


シーーーン

返事なし?!
いや、絶対に誰かいるでしょ?


「返事…しろよ…な」


俺は、幻覚を見ている
そうそう!

目の前に俺がいるとかありえねぇから!



「さっきからうるさいぞ、聞こえてるよ」

「なんだよ、お前…」

「あれ?気づかないか…私だよ」

「は?」



目の前にいた俺は
姿を変えた


しゅるるるる



「ベベベベア!?」

「そうだけど、隼人はうるさいのね」

「って、なんで俺の部屋にいるんだよ?」