空「おはよー」


母「おはよーじゃないわよ!急がなきゃ遅刻するわよ!?」


空「…分かってるよ」


あーぁ、朝からガミガミ言って疲れないのかな…

そう思いながらテーブルの上のパンにかぶりつく

母「日向くんはもうとっくに学校行ったわよ?」

空「それも分かってる」

母「なんであんたはそんなに時間にルーズなのよ、少しは日向をみならって…」

空「あー、もう分かったから。行ってきます!!」


朝から日向くん、日向くん…ほんとなんなの…


靴を履き、玄関のドアを開ける

外にでるとどんよりとした雲がひろがっていた

雨が降るわけでもなく晴れるわけでもない空


空「…なんか、今日ついてなさそう」