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先輩達は水分補給をしてまた踊りだした。
みんな表情豊かになって見違えるようだった。
明日が本番で今が1番の出来だと思う。
「よし、じゃあ今日はここまでにしよう!この調子で明日本番頑張ろう!」
「はい!」
「今日の部活終わります。お疲れ様です!」
「お疲れ様です!」
俺は大会の振りについていけず今日はとても疲れた。
「星くん星くん!」
「河上先輩どうしたんですか?」
「今日迎えにこんでだいじょぶやから!」
「え?なんでですか?」
「また明日詳しく!じゃあお疲れ!」
「あ、お疲れ様です…」
迎えに来なくていいだなんてどうしてだろう。
1人で帰るのかと考えたら心配だ。
「星くん」
「あ、宮原先輩。お疲れ様です」
「星くんお家どこ?」
「えっと、東町です」
「わたし西町なんだけと途中まで一緒に帰らない?」
「あ、はい…」
こうして俺は宮原先輩と帰ることになった。