「はい、じゃあ好美ちゃんあがっていいわよ。お疲れ様!気をつけて帰ってね」

「はい!お疲れ様です!」

「河上先輩!こんばんは!」

「え、佐藤くんに星くん?どうして…」

「そこのファミレスで飯食ってて、帰ろうとしたら先輩がいて…」

「あ、なるほど!」

「先輩今から帰るんすか?」

「うん!そやで!たった今バイト終わったとこやから!」

「暗いから送っていきますよ」

「いやいや!それは悪いよ!だいじょぶ1人で帰れるから!」

「心配だから送っていきます」

「そんなに言うならじゃあ、お言葉に甘えて!」

「先輩家どこですか?」

「んとな、東町!」

「うわ、おれだけ逆方面かよ~。先輩は隆太に任せるわ。ちゃんと送ってくんだぞ!」

「言われなくても送ってく」

「じゃあ、河上先輩さようなら!」

「うん!佐藤くんまたね~!」

そう言って俊に手を振る先輩。

「じゃあ、行こっか?」

「あ、はい」

「星くんも家こっちなん?」

「はい、そうです」

「じゃあ割と近いんやな!」

「みたいですね」

「あ、ちょっとコンビニ寄ってもいい?」

「あ、はい。俺外で待ってます」

「じゃあちょっと行ってくる~」