神様の物語

「結命。であってる?」

「あぁ。」

「私はこれから人間。神様じゃない。」

「は?」

「さっきの疲労で倒れた子が神様。私は普通の人間。だから人間としてよろしくね。」

ボンッ

「これでどう?人間に見える?」

「人間だ。」

「だな。」

「可愛い!」

「名前はそうだな…。結命達が決めてくれ」

「「「俺等が!?」」」

「どーする?」

「そうだなぁ。」

「梨音ちゃんは?」

「「いいな!ナイス颯 フウ!」」

「じゃあこれからは桜桃梨音 オウトリイン だ」

「桜桃梨音。おっけー」

「学校どうする?」

「梨音。今何歳だ?」

「ん?ウチ?500歳」

「は?」

「本当の年齢は?」

「だから500歳だって」

「見た目高校生みたいだし俺らと同い年で良くない?」

「だな。てかお前見た目と違って年いってるな」

「結命!それ言ったら女の子傷つく!」

「あ、わりぃ。」

「いーよ!だってウチ人間の時15で死んだからそれからずっと神様としてこの身で神様やってたんだ。だから人間に戻ると15なんだ」

「すげぇ複雑だな。」

「うん。でさ、学校どうすればいいの?」

「明日、俺らと行こうぜ」

「うん。」

なんか嫌な予感が…。

「家…は?」

「俺らの本拠地来るか?」

「家見つかるまでお願いします!」