神様の物語

急すぎるでしょ。人間になる準備とか。
神をウチの社に置かないと。
まずは小福様の所に行こう。
あの人なら神を従わせる方だから何か分かるかもしれない。

「行け!雲海車」

ガラガラガラガラ



タッタッタッ

「!これは!里桜姫!どのようなご要件で…」

「小福様に合わせて頂いても良いでしょうか?」

「はっ!」

ガシャン

ガラガラガラガラ

コンコンコン

「失礼致します。」

「まぁ!里桜!」

「お久しぶりでございます。小福様」

「里桜から来てくれるだなんてどうしたの?」

「今日は頼み事でこさせてもらいました。」

「頼み事?」

「はい。実は…」

「そう言う事ね…。璃桜気も凄い事を頼むわね…。待ってて。調べるわ。」



「桜姫なら喜んで!って言っていたわ。」

「桜姫がやってくれるのですか!?」

「えぇ。里桜に助けてくれた恩をここでお返ししたいって」

「有難うございます。それでは、桜姫の所へ向かいます。」

「その必要は要らないわ。時雨社へ向かってくれるらしいわ。」

「え!まことですか!?急いで戻らねば。
小福様本日はどうもありがとうございました。また、何らかの時にお顔を見せに来ます。」

「えぇ。待っているわ。」

ペコリ

バタン

やばい。早く戻らないと…。

ゾーーッ

時雨社が大変!

「雲海車!MAXスピードで!」

ゴォォオォォォオンッ