目を開くと明るい世界が広がっている。 そんなファンタジーじみたポジティブさなど存在しないが 殺風景な天井をまた見られたと思うと なぜだか無性に安心した。 今日の夢にあいつはいなかった。 そう思うだけでほっとする。