夕闇と微笑み

目を開くと明るい世界が広がっている。

そんなファンタジーじみたポジティブさなど存在しないが

殺風景な天井をまた見られたと思うと

なぜだか無性に安心した。

今日の夢にあいつはいなかった。

そう思うだけでほっとする。