「あいつ」が出てくる夢に規則性は見出せなかった。

友人に相談しても馬鹿にされるだけだろうと思い黙っていた。

大学生にもなって悪夢に魘されているなんて言おうものなら

怖がりでへたれというレッテルを貼られるだけのような気がした。