ビビりだと言われようがもうこの際どうでもよかった。 しかし言ったら漠然としたあいつが近づいてきてしまう気がした。 夢ではない場所まで近づいてきてしまう気がした。 考えれば考えるほど出てくる冷や汗に 隣にいた裕也が声をかけた。