夕闇と微笑み

ビビりだと言われようがもうこの際どうでもよかった。

しかし言ったら漠然としたあいつが近づいてきてしまう気がした。

夢ではない場所まで近づいてきてしまう気がした。

考えれば考えるほど出てくる冷や汗に

隣にいた裕也が声をかけた。