次の日の放課後
「お~い藤堂くん。」
僕に声をかけてきたのは教育実習生の上垣先生だった。
「昨日はもう驚いたよ。職員室に乗り込むなんて、そんなにサッカーしたかったんだ。」
「…」
僕は黙り込んだ。
「あれ?落ち込んでる?まぁ無理もないか。サッカー部潰れちゃいそうなんでしょ?」
「別に落ち込んでなんかいませんよ。俺はただ変な奴に巻き込まれただけだし。かえって清々しましたよ。」
「ふ~ん。心配して損しちゃった。」
「勉強のことも気になってたし、将来のことも考えないと…」
「そっか。藤堂くんがそう決めたんなら仕方ないか。じゃ補習始めるから、教室入って。」
放課後、進学希望者のために行なっている補習があるので僕はそれに参加した。
今日は教育実習も兼ねて上垣先生が授業を行なう日だった。
「お~い藤堂くん。」
僕に声をかけてきたのは教育実習生の上垣先生だった。
「昨日はもう驚いたよ。職員室に乗り込むなんて、そんなにサッカーしたかったんだ。」
「…」
僕は黙り込んだ。
「あれ?落ち込んでる?まぁ無理もないか。サッカー部潰れちゃいそうなんでしょ?」
「別に落ち込んでなんかいませんよ。俺はただ変な奴に巻き込まれただけだし。かえって清々しましたよ。」
「ふ~ん。心配して損しちゃった。」
「勉強のことも気になってたし、将来のことも考えないと…」
「そっか。藤堂くんがそう決めたんなら仕方ないか。じゃ補習始めるから、教室入って。」
放課後、進学希望者のために行なっている補習があるので僕はそれに参加した。
今日は教育実習も兼ねて上垣先生が授業を行なう日だった。
