好きな人は、幼馴染 兼 親友の彼氏です。


「まじで!?」

よっしゃって小さくガッツポーズをする悠斗を見て、うれしさと悲しさが混ざる。


「琴葉ありがとな!聞いてくれて!俺行くわ!」


そう言ってわたしの返事を聞かず、自転車に飛び乗って去って行った。

テンションあがると自分のことしか考えないんだから・・・。


「・・・っ。うっ悠斗の・・・バカ・・・ッ。」


わたしはしばらくその場で泣いていた。


こうしてわたしの恋は終わった。