「まじで!?」 よっしゃって小さくガッツポーズをする悠斗を見て、うれしさと悲しさが混ざる。 「琴葉ありがとな!聞いてくれて!俺行くわ!」 そう言ってわたしの返事を聞かず、自転車に飛び乗って去って行った。 テンションあがると自分のことしか考えないんだから・・・。 「・・・っ。うっ悠斗の・・・バカ・・・ッ。」 わたしはしばらくその場で泣いていた。 こうしてわたしの恋は終わった。