午前0時。

一つのお墓の前に、私は
立っていた…。

ごめんね?
中々きてあげられなくて?

心の中でそう呟き、私は
お墓に向かって手を合わせる。

また、来るからね??

「東条家」

そう書かれたお墓に…

あの人は眠っている…。


ただただ…静かに…。