「って、こんなことしてる場合
じゃないよ!!
早く宇蘭のところに戻って。
君が目覚めないで、泣いてると
思うから。
それと….宇蘭をよろしくね?」

そう言ってニッコリ笑う凛は、
とても幸せそうだった。

「お前はいいのかよ?」


「なにが??
好きなやつの幸せな顔みられんの
すっげぇ嬉しいじゃん!!
僕はもう、宇蘭のそばにはいられない
だから、宇蘭のこと、ちゃんと
守ってよ??

最後に、幸せになれって、宇蘭に
伝えて?

さ、もう時間だ。」