「君が死んじゃったら、宇蘭が
泣くからね。
あ、僕、凛!!」

ニッコリ笑ったそいつは、
とても幸せそうだった。

凛…?
どこかで…


「お前!宇蘭の元カレか!!」


「うわ…そうずばっと言われると…
僕だって、宇蘭と別れたくて
別れたんじゃないし…」

そのあとそいつは散々ブツブツ
言ってたが、全て聞き流した。