「東条宇蘭に復讐しねぇか?」

そう言われたのは、俺が路地裏で
人を殴ってるときだった。

もう意識もねぇそいつに興味を
なくした俺は、声のした方に
振り返った。

そこにたっていたのは…

「久しぶり、Black Magicの…
前山来斗さん?」

黒龍の総長だった…。

「てめぇ!なんの用だよ!!」

「おっと!今日は喧嘩をしに
きたんじゃねぇ。
誘いにきたんだ。」

そう言って怪しく笑う相沢直人に、
俺は殺気をしまった。