私は、みんなの言葉に、
涙が止まらなかった…。

本音を言うと、1人で黒龍と
白龍を潰せる自信なんてなかった。

本当は、1人じゃないって、
言ってもらいたかったのかも
しれない。

だから、白夜の姫になる決心が、
ついたのかもしれない…。

「みんな…ありがとう」

そう言って、私が最高の笑顔を
向けられるのも、みんなが
あったかいからなんだ…。