僕のはなし


「ほら、密告者って書いてあっただろ?

なんで、そいつは誰かが密告したって知ったんだ…?


参加者は、全部で10人以上だぞ…?


そいつらを…

一人一人監視することなんて出来るか…?」


確かにそうだ…

僕ら全員を監視するなんて無理だ…


「じゃあ、どうやって…」


「…………たぶん、これだ。」


純太くんは、自分の耳についているピアスを見せてきた。


「……………ピアス…?」


「たぶん、このピアス…

盗聴器なんじゃねぇか…?


それで、全員を監視しなくても…

これがあれば、全員を盗聴出来る。」


まさか…

そんなこと……


いや、あり得るかもしれない…

あの公園には、僕たち以外いなかった。


なのに、僕らを監視することは出来るのか…?