僕のはなし


「よし!始めるか。


おぉーい、純ちゃんか友ちゃーん!

どっちでもいいから、審判してくんね?」


「……………じゃあ、俺がやってやるよ。

友也は、近くで見てろよ?」


「分かった…」


僕は、二人の試合を邪魔しないように離れて見ていた。

他の参加者の人たちも僕と同じように離れて見ていた。


「じゃあ、始めるぞ。

はっけよーい?だったか…?


のこった!」


純太くんの声がした、すぐに…


「痛っ…!」


亮輔くんが、田村 宏さんの身体を押して尻餅をつかせた。


「……………もっとしっかり腰落とさないとダメだぜ?


軽くやったつもりだが…

あんた、このままだと怪我するぜ?」


亮輔くんは、そう言って…

田村 宏さんの手を掴み立たせた。


「すみません…

ありがとうございます…」


田村 宏さんは、亮輔くんにお礼を言って自分のお尻についている砂を払っていた。