ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~※side湊完結しました。

「さっきから百面相をしてるけど。
ココの席に、なんか、文句ある?」



うろたえるあたしの姿を、イスに座った状態から眺め、冷泉くんは眉間にシワを寄せた。



“教えてもらう分際で、席に文句をつけるとか。
ナマイキだぞ。おまえ”



暗にそう言われているような気がして、あたしは急いで首を横に振った。



「め、めっそうもございません。
文句なんか、ひとっつもありませんっ!!」



「……じゃあ、早く座れば?」



あたしのイスを引いてくれる冷泉くん。



……優しい。