ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~※side湊完結しました。

今度は、ひそひそ声でしゃべりかける。



「ほら、あたしたち。
幼なじみじゃん?
ちっちゃい頃からずっと一緒に遊んでて」



「…………」




「友達っていうか、家族みたいっていうか」



「……………」



「そんな子をさ……。
〝女の子”って……意識してもらうには、どうしたらいいと思う?」



これは……。



実は、ずっとあたしが悩んでいたこと。