ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~※side湊完結しました。

「でも、だからといって、告白はなぁ~。
めちゃめちゃ照れるっ!!」



キャーッ!! と小さく叫びながら、顔を横にフルフル振る。



その間、冷泉くんは、もちろん無言。



食べ終わったサンドイッチの袋を片づけている。



「ね~ね~。
なんのサンドイッチを食べてたの~?



ソレ、どこの?
あっ、学校の購買の!?



おいしかった?
おいしかったなら、明日あたしも買おうかな~」



なんて言っても、スルーされるのは目に見えている。