ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~※side湊完結しました。

さっきの視線が何百倍、何千倍の威力になりそうで、考えただけで震えてしまう。



冷泉くんファンの女子のことを考えて、キュッときつく唇をかみしめる。



「それに、さ。
あたしだけ“特別”みたいで……。
そんなの、みんなに悪いじゃん?」



空気が重くなったから、最後にちょっとおどけてみた。



そんなあたしを、冷泉くんはくすくす笑う。



「へー。
花って、そんな〝いい子”だったんだ」



「……えっ!?」



「他の女子の気持ちを考えちゃうような」



「そ、それはっ……」