ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~※side湊完結しました。

「また敬語?
キミも好きだね」



「……っ。
“キミ”っていうのもイヤです。
なんか、変っ!」



「ふーん。
そう?」



「そう?
じゃなくて!
ちゃんと名前で呼んでください」



「ふーん。
べつに、いいよ」



冷泉くんは、拍子抜けするほどあっさりうなずいた。



「え?
いいの?」



「いいよ、べつに。
だって、名前で呼んでほしいんだろ?」



冷泉くんは、同意を得るように、少しだけ首を横に傾けた。