ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~※side湊完結しました。

「じゃー聞くけど。
キミは、なんで俺のこと、委員長って呼ぶの?」



「……え?」



あたしから取り上げた教材も机の上に置き、冷泉くんはあたしの腕をつかんで、資料室の中に引っ張った。



扉を背にして立つ冷泉くん。



これじゃあ、逃げ出しようがない。



恥ずかしくても、答えるしかない。



「それはっ……。
みんなが……。
そう呼ぶから……」



「まぁ、俺も。
クラスメートに、“委員長”ってあだ名で呼ばれてたことは知ってる。
現に今も、全校的に、そう呼ばれているし」